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新型コロナウィルス対策①

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猛威をふるうコロナウィルスには、体の中から予防をしましょう!!

2020年の干支は十二支でいうところの「子年」、いわゆる「ねずみ年」になりますが、正確に干支でいうと「庚子(かのえね)」になります。

「庚」   は成長が止まって新たに変化していくこと、今までのことを改めていくこと、「子」はこれから増えていって繁栄していくこと

という意味ですから、今年は今までの事を改めて、これから新たにまた進み始めていくということでこれから繁栄していくという年なのです。

 

漢方的な話をすると、庚=金=肺、子=水=腎を意味しているので、今年は肺と腎に注意を払った方が良い年になります。

肺は、呼吸をする場所。鼻、のど、気管、皮膚など、いわゆる呼吸器系です。ここが弱ると、空気を充分に取り入れることができなくなりますし、外からの異物(ウィルス、細菌、花粉、ほこり、寒冷など)が侵入しやすくなります。

腎は、生命力、若さ、生殖、ホルモンバランスなどを担当する場所です。ここが弱ると、生命力が落ち、老化が進み、生殖器や婦人科の不調が出やすくなります。

今年は、特に、肺と腎のケアを心がけましょう。

まずは、呼吸が大事です。深い呼吸を意識して行いましょう。腹式呼吸がおすすめです。

それから、腎は、腰回りや下半身を温めることが大事です。下半身の冷えは、腎の力を低下させてしまいます。

食事では、肺によい影響を与える、辛味や白い野菜を食べましょう。にんにく、しょうが、ねぎ、にら、大根など。

腎に良い、海藻類や貝類、黒いもの(ひじき、海苔、黒豆、黒ゴマなど)、根菜類などもしっかり食べましょう。

ヒトに感染するコロナウイルス    ヒトに蔓延している風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類が知られている。

動物コロナウイルス    コロナウイルスは家畜や野生動物などの、我々の周りに棲息するあらゆる動物に感染し、様々な疾患を引き起こすことも知られている。イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ、ウマ、アルパカ、ラクダなどの家畜に加え、シロイルカ、キリン、フェレット、スンクス、コウモリ、スズメからも、それぞれの動物に固有のコロナウイルスが検出されている。多くの場合、宿主動物では軽症の呼吸器症状や下痢を引き起こすだけであるが、致死的な症状を引き起こすコロナウイルスも知られている。

 

『新型コロナウイルスはエンベロープ・ウイルス』

新型コロナウイルスはエンベロープ・ウイルスです。エンベロープ・ウイルスとは、エンベロープと呼ばれる外側の脂質膜によって囲まれたウイルスを指します。

このエンベロープ(脂質膜)はアルコールや石鹸などで処理すると容易に破壊することができます。

WHO(世界保健機関)等の指針において、新型コロナウイルスにはアルコール消毒が有効とされる所以はここにあります。

さらに、栄養素でいうと、ビタミンDです。ビタミンDは今までの研究で、こうしたエンベロープ・タイプのウイルスを抑制してきました。

※ヘルペス(水痘・帯状疱疹ウイルス)、エボラウイルス、インフルエンザウイルスなどもエンベロープ・タイプのウイルスです。

中国人はそもそもビタミンD欠乏(20ng/ml未満)が約72%もいるほど、ほとんどがビタミンD欠乏です(※1)。よって、中国での感染はまだ増加すると思います。

しかし、ながら、日本人もビタミンD欠乏(20ng/ml未満)が約42%います(※2)。そのため、まずはビタミンDを充足させることを念頭に置く必要があります。25(OH)D濃度を30ng/ml以上は保っておいた方がいいです。

そのためには、冬の時期は、2,000~5,000IU/日の摂取が必要です。

ほかにも、ビタミンC、ビタミンA、マグネシウムと亜鉛、抗ウイルス・ハーブ、プロバイオティクス、オメガ3、そしてタンパク質など、も見直すことで、相乗効果が得られるはずです。

以上、新型コロナウイルスに対するビタミンDの重要性でした。