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春から夏にかけての疾患の予防法②

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●冬から春にかけて起こりやすい症状
◎花粉症
花粉症の症状を持つ方は過去40年間で約5倍に増加しています。そのうち6割りの方はセルフケアで対応できている一方、3分の1は医療機関を受診しないと日常生活に支障を感じています。
(花粉症の暴露を防ぐ方法)
・マスク:通常のマスクでも花粉の7割を防げる
・眼鏡:通常の眼鏡でも花粉の4割を防げる
・手洗いと洗眼:髪にも花粉は付着するので、洗髪も必要
・ウール以外の材質の服装:化繊や綿に比べウールの服につぐ花粉は5倍以上!
・掃除と換気:室内をこまめに掃除し、換気は控えめに
・花粉の多い時間帯の外出を避ける:「晴れた、気温の高い、湿度の低い、風のある、雨の翌日」が花粉飛散のキーワード
◎血管運動性鼻炎
血管運動性鼻炎は寒暖差アレルギーとも呼ばれてます。急激な温度変化やストレス、強い匂いなどによって自律神経が乱れ、鼻の粘膜の血管が過剰に反応することで発症します。アレルギーが証明できないために自律神経の異常と考えられており、発症の原因はよく判っていません。症状としては水溶性鼻炎、鼻づまり、くしゃみ、頭痛、だるさ等があり、花粉症にみられる目の痒みは少ないとされています。抗ヒスタミン薬では十分な効果がみられないケースが多いと考えられます。