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神経痛、関節炎の養生法

漢方ではこのような病気を昔(風湿)とよんでいました。
神経痛やリューマチで痛むのは、冷え込みと湿気が重要な役割をしています。冷えと湿気には気をつけ、温めるように心掛けましょう。

また食べもの飲みものに注意し、夜ふかし、過労にならないように気をつけること、つねに愉快な気持ちをもち、排尿と便通をつけるのが、一般的養生法です。

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【商品説明】

●神経痛、関節炎、腰痛でお困りの方へ

(神経痛、リューマチ)
漢方ではこのような病気を昔(風湿)とよんでいました。
神経痛やリューマチで痛むのは、冷え込みと湿気が重要な役割をしています。冷えと湿気には気をつけ、温めるように心掛けましょう。また食べもの飲みものに注意し、夜ふかし、過労にならないように気をつけること、つねに愉快な気持ちをもち、排尿と便通をつけるのが、一般的養生法です。

(関節痛)
関節に炎症があったり、リューマチのときにも関節に痛みが起こる。関節の痛む方はカゼをひかないこと、湿気をさけることが大切です。

(腰痛・坐骨神経痛)
腰痛や坐骨神経痛はいろいろな原因、いろいろな契機によって起こってきますが、壮年から老年の方に多くみられる病気で、やはり腰部や大腿部や下肢だけの部分の病気でなく、外傷を受けたことがあるとか、過労とか、冷えとか、体力の衰えとか、糖尿病に併発しておこるとか、全身的な面も無視はできません。この場合、便通をつけることが大事な養生法です。

●養生法

1、内的要因と外的要因
神経痛・リューマチは他の病気から来る場合と原因が不明で起こる場合とがあります。ほかの病気が原因の場合は、もちろんその病気を治すことが一番大切です。だが、いかなる場合でも、まず内的要因としては患者さんの体質的な特徴と生活の内容(食事、心身の過労)など、外的要因としては冷えと湿気、気候、生活環境があげられます。

2、冷え込みと湿気を避ける
一方、身体の内的要因として、西洋医学では、アレルギー体質とか関節神経組織の過敏体質、遺伝とか年齢、またリューマチは女性に多く男性に少ないとも言っています。漢方では体質的要因を重視して薬をすすめると共に、外的要因として風(冷え込み)湿(水毒)を重視し、食養、養生、手当もこの原則にしたがいます。身体を湿らさないこと、衣服、夜具などの乾燥、保温、水仕事などで冷たい所に長時間いないこと、マッサージをよくすることも肝要です。

3、利尿、便通、入浴、マッサージ
食養生のことですが、水毒体質のものは冷え込み、湿気はもちろん、食べ物については冷たいもの、水分の多いもの(ナシ、ミカンなど果物も含む)、砂糖類はなるべく避けること、利尿をはかることが大切です。
マッサージ、入浴などによって発汗をはかることも、水毒の害を少なくする方法です。
冷えのぼせ、便秘の方は、動物性のたんぱく質、脂肪を多くとることはありません。酒、タバコその他の刺激性の飲食物もよくありません。
便秘は神経痛にとってもリューマチにとっても大敵です。便通をしっかりつけるよう工夫しましょう。