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慢性疲労(虚労)の予防と養生法

働きすぎ、過度の運動、神経の使いすぎ、いろいろなストレスの中で生きている私たちにとって、疲労あるいはそれに伴う倦怠感は免れない生理現象と言えましょう。
普通は、適当な休養やレクリエーションをとれば解消するのですがなかにはこれがなかなか取れないことがあります。体質的に弱い方、長い間の過労が積み重なった場合、冷え症の方、体格は立派で体力があってもどこかバランスがとれていない場合など、それぞれケース・バイ・ケースで違った薬を用いるのが漢方の治し方です。

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【商品説明】

●疲れやすい・疲労・倦怠感でお困りの方に
働きすぎ、過度の運動、神経の使いすぎ、いろいろなストレスの中で生きている私たちにとって、疲労あるいはそれに伴う倦怠感は免れない生理現象と言えましょう。
普通は、適当な休養やレクリエーションをとれば解消するのですがなかにはこれがなかなか取れないことがあります。体質的に弱い方、長い間の過労が積み重なった場合、冷え症の方、体格は立派で体力があってもどこかバランスがとれていない場合など、それぞれケース・バイ・ケースで違った薬を用いるのが漢方の治し方です。

☆気がつかない「虚労」
疲労の初期の段階とか、急激な過労の場合は気がつきますが、長年月の慢性疲労や虚弱体質の人の疲労の蓄積は本人にはなかなか気がつかないものです。
虚労の3症状
①疲労感があらわれる。(主観的疲労)
②動作はにぶり、仕事の能率は低下する。(客観的疲労)
③体内の生理機能が変調をきたす。(生理的樋籠
身体の内部の運動器官、感覚器官の機能が低下し、自律神経の調子がみだれ、体内の調節活動がわるくなる。
疲労の段階が進んで固定したのが虚労(慢性疲労)といえるでしょう。

☆「虚労」の徴候として次のような症状が現れます。
①頭痛(重)②めまい、立ちくらみ③耳鳴④舌苔と亀裂⑤汗かき、冷汗、盗汗⑥胃腸症状、食欲不振、甘味を好む⑦首すじがこる⑧四肢がだるい、ほてる、脱力感⑨皮膚のツヤがわるい、たるむ⑩尿の増大または減少、尿色変化⑪ツメの半月が小さくなる・・・etc

☆「虚労」の諸要因
現代人は物理的、化学的、精神的ないろいろなストレスにさらされています。
公害、騒音、交通地獄、受験戦争、生存競争、家庭環境・・・etc

☆疲労の分類
肉体疲労
精神疲労ー神経疲労ー五官の疲労
過度の緊張
心理疲労ー不安、不快
欲求不満

☆休息と気分転換など
疲労回復には一般に休息と気分転換がいちばん大切です。
ただ、休息と気分転換には、衛生的な条件と静かな環境、自発性と規則性が必要です。

☆訓練と鍛錬の重要性
疲労は一種の中毒症状ですから、興奮剤や鎮静剤で一時的に克服しようとしがちです。
酒、コーヒー、コカコーラ、睡眠薬、鎮静剤が全く悪いわけじゃないが、乱用、多用は禁物です。
それよりも休養によって疲労をとる訓練をしましょう。何もしないで、何も考えないで、寝そべることも必要です。

☆食事、栄養についての注意
バランスのとれた食事、栄養の一言につきますが、野菜と肉類、副食と主食と嗜好品などについて適切なバランスが必要です。